2017-12-30

映像作家大木裕之襲来(笑)。自宅。 … | 2017-12-30 09:44:34

映像作家大木裕之襲来(笑)。自宅。

同世代のよしみ?話はあちらこちら。
世界史から映像のこと、大木さんの大好きな牛乳のこと‥。

人を自分の思う通りにしようとしないこと、相手が子供であっても、自分のしていることがどう考えても良いことであったとしても、他者の選択、意思を尊重し続ける距離を維持すること、これはワークショップなどという名の下に子供達の前に立つことがある私たちにとって大切なこと。

大木さんと、そのための尽きない訓練が必要だよね、というところでハイタッチ(笑)。
良いことであるかどうか、ではなく、他者を他者として尊重する中で交わされる息の長い創造的な会話あるいは会話的応答を維持し続けることは、わかった貌をして子供達を自分の世界に引き寄せるよりずっと大変だし、忍耐がいる、理性と知性、想像力が必要。これは当然大人同士でもね。

『あなたがすることのほとんどは無意味であるが、それでもしなくてはならない。そうしたことをするのは、世界を変えるためではなく、世界によって自分が変えられないようにするためである。』ガンジー語録をめぐって。

消費社会の中で加速度的に大量にさらされる情報、扇情的なメディア、SNSの中で内向するコミュニティ。そんな中で「世界から変えられないようにする」ことは生存のためにとても重要だ。そのために表現やアートは、もしかしたら少し大切かもしれない。合目的に、ではないけれどね。