2018-07-08

エーベリ会「なぜ、だんなは家出したのか?」を7/27に開催します

映画でしゃべる会、名付けて「エーベリ会」がシャトー2Fカフェではじまります。
映画研究者・角尾宣信さんがテーマに合わせてセレクトした映画をもとに語り合います。第一回は、「なぜ、だんなは家出したのか?」がテーマです。

家出の映画。あなたは何を思い浮かべるでしょうか?
家出って案外映画によく出てくるモチーフな気がします。
色んな束縛から解放される夢みたいな感じもあり、でも社会から排除されるみじめさもあり、アンビバレントで、それがまた魅力なのかもしれません。
今回は家出のモチーフをきっかけに、映画をめぐって楽しくお話する会です。この国の敗戦後から現代まで、邦画も洋画も含め、色々話題に上ります~。

家出したい方は是非!家出したくない方もよろしければ!
みんなで色々、映画のお話をしましょう~

日時:2018年7月27日(金)19:00~21:00
会場:小金井アートシャトー2Fカフェ
入場料:500円+1 drink

事前予約は不要です。エ―ベリ会に、ぜひお気軽にお越しください。

【角尾さんのメモより、取り扱う予定の映画を一部ご紹介します】
敗戦のトラウマ男『自由学校』
『大根と人参』

サラリーマンお父さん家出!
『雨に唄えば』『バンドワゴン』
『君も出世ができる』
『無責任映画』

クレイジーキャッツ!アヴァンギャルド

御姫様の家出『ローマの休日』
『ひばりのオシドリ千両傘』
『ひまわり』
家出した犯罪者『連続射殺魔』
『マダムおんぼろ』『菊次郎の夏』

●角尾 宣信(つのお よしのぶ)
東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻表象文化論コース、博士課程に在籍。2014―2016年、ニューヨーク大学大学院総合文化研究科東アジア研究専攻に交換留学生として在籍。専門は、敗戦後の日本映画史および美学・アフェクト論。論文に「死者、他者、そして人間――大島渚と心のトポロジー」(『映画学』映画学研究会、二〇一二年)、「破滅した「人間宣言」――『グラマ島の誘惑』における天皇および天皇制風刺について」(本年二〇一八年中に出版される川島雄三論集に所収予定)、翻訳書にボリス・グロイス『アート・パワー』(現代企画室、二〇一七年)、学会発表に“A Bald Cartoon Character and a Laggard Cinema Character in the Age of Potential Wars: Taizō Yokoyama’s Comic Strip, Pūsan, and Its Filmic Adaptation by Kon Ichikawa” (ICA, 2016)などがある。

FBページ「エーベリ会・第1回 なぜ、だんなは家出したのか?」
https://www.facebook.com/events/971737976329349/

写真クレジット:©︎菅野正
Special thanks!:小金井市けやき通り商店会