2020-03-13

ONLINEえいちゃんふぇす 開催のお知らせ

新型コロナウイルス感染症が拡大している状況を受け開催を中止した「えいちゃんふぇす2 ~草の根からの芽吹き~」ですが、期間限定でオンライン公開いたします!
これまで映像を撮る経験がなかった、概ね 70 歳以上のメンバーが、映像制作をはじめの一歩から学び、映像に触れ、作り、遊ぶワークショップ「えいちゃんくらぶ(映像メモリーちゃんぽんくらぶ)」。2年間の活動で制作した映像作品を一挙配信します!
また、予定していたトークのゲストである桑山篤さんと松本篤さん、「えいちゃんくらぶ」講師の角尾宣信さんとともに、メンバーの皆さんと作品や制作秘話などについておしゃべりした様子も配信いたします。
ぜひお楽しみください!

■配信期間■
≪メンバーの作品≫
2020(令和2)年3月14日(土)10時~31日(火)24時
≪トーク『えいちゃんラヂオ』≫
【PART1】桑山篤×角尾宣信 3月19日(木)~配信予定
8ミリフィルムの時代から、現在はより身近に映像を撮り、編集することができる時代となりました。メンバーの皆さんの作品を観ながら、ヨーロッパのまちの人たちとのドキュメンタリー映像を制作されているゲストとともに、まちで普通に暮らしている人たちが映像をつくるということ、また映像というツールを使って自己表現することなどについて思いを巡らせ、おしゃべりします。
【PART2】松本篤×角尾宣信 3月22日(日)~配信予定
映像の楽しみ方も、劇場や映画館での上映から、今や気軽にネットでいろいろな映像を観ることが当たり前の時代になっています。今回ONLINEえいちゃんふぇすを開催するにあたり、ネット公開の意義や可能性や限界に関して、改めて向き合う機会を得たように感じています。同時期に開催されている、昭和の世田谷を映した8ミリフィルム(記録)とフィルム提供者の語り(記憶)を手がかりに、私たちの“現在地”を照らし出す展覧会「世田谷クロニクル」を企画されたゲストとともに考えます。

■トークゲスト■
松本篤(まつもと・あつし) 
1981年兵庫県生まれ。NPO法人記録と表現とメディアのための組織(remo)メンバー。AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]世話人。主な編著に記録集『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』(武蔵野市立吉祥寺美術館 2017)、共著に『フィールド映像術』(古今書院 2015)などがある。
桑山篤(くわやま・あつし)
1986 年福岡県生まれ。大学卒業後、青年海外協力隊員とし てキルギス共和国で活動した後、番組制作会社勤務や映画宣伝業務を経て、キルギス共和国にて長編ドキ ュメンタリーを制作。その後、ポルトガル、ハンガリー、ベルギーを移動しながらドキュメンタリーを学ぶ修士プログラム“ドクノマズ”に参加し、各国で短編作品を制作する。
■トーク進行■
角尾宣信(つのお・よしのぶ)
えいちゃんくらぶ講師。東京大学大学院総合文化研究科、博士課程在籍。敗戦後日本の喜劇映画や風刺映画を究。また、都内や近郊にある複数の介護施設にて、高齢者の方とお話しながら、楽しく昔の映画や歌謡曲を鑑賞するプロジェクト「シルバーシネマパラダイス!」を主催。

主催:東京都/小金井市/公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京/NPO法人アートフル・アクション
助成:一般財団法人 地域創造
※「小金井アートフル・アクション!」は2011年度より「東京アートポイント計画」の一環として実施しています。