アーカイブ2017



スタッフ

  • MiyashitaMiho

2017-10-12

15:13

小金井アートフル・アクション!(小金井市芸術文化振興計画推進事業)の成果(課題も)の取りまとめをはじめています。

5W1H的なことも、何人の方が参加したかも、もちろん大切ですが、本当に何が起こったのかを「考えること」は大切ではないかと思います。解答は一つではない、ということに丁寧に向き合うことから次の実践が見えてくるような気がします。

一つの出来事も人によって、時間によって見え方や意味が異なります。その万華鏡と言って良いのかどうかわかりませんが、現象を、一つの目、心で表現することは難しく、できるだけ多くの出来事に多くの眼差しが寄り添うように伝えることができないかな、と思います。それは、評価する、分析する、という言葉がもつ距離感とは少し違う距離感が、出来事と人々の間にあったのではないかなと思うことによります。

先日、ニッセイ基礎研の大澤寅雄さんに、文化「政策」という名の下になされたことに、どんな風に向き合ったらいいのかな、とお話を伺いました。結局のところ、一人一人の人に起こった出来事や変化を丁寧にひろい、価値化せずに並置することから見えてくることに丁寧に向き合うこと、そこにこの時代の気配とそれに向き合う態度?佇まい?のようなものがあぶり出される、かもしれない。量ではなく、質を表現すること(良いも悪いも)は難しいけれど、面白いチャレンジでもある。って、大変だけど、と思いながら、ヒアリング終了。

  • MiyashitaMiho
  • プロジェクト本番

2017-09-24

21:26

小金井市の計画の実施事業として、<芸術文化の力で人と街を豊かに>というミッションの実現のための活動を始めて9年、これまでに何をして来たのか、何ができて何ができなかったのか、はたまたこの活動は私たちの何を露わにしたのか?を、自己評価として取りまとめる活動をしています。(文章長い)

取りまとめに向けて、関わってくださった市民の皆さん、専門家の方々、共に活動してくださっている小学校の図工専科の先生方にお話を伺っています。昨日はその3回目のヒアリング。

これまで私たちが学校で行なった授業について、

・答のわかったパッケージ化された授業やプログラムではないこと

・地域の様々な大人が学校に関わること

・普段の授業に比べたら、失敗やうまくいかなかったことを見直して、やり直してみる時間と伴走してくれる人がいること、などといったお話を伺いました。

面白かったのは、消極的な能動性ということ。色々な個性の子供達がいる。オープンに物事に向かってこられる子供もいる、退屈したら、退屈をあからさまに表現することができる子もいる。けれど、関心があってもなかなか手を出せない、体が動かない子もいる。そんな子供が黙ったままであっても、全身を耳にして、目にして、事の次第を見守っているような瞬間。目には見えにくいけれど、普段の授業ではもしかしたら気がつかないかもしれない、その子の中に満ちてくる力。好奇心。私たちが関わる時だけが活動の時ではなく、この、消極的な能動性が、ある時、別のものに出会った時に、足をふみだすきっかけになるかもしれない。

自画像を描く時には、なかなか描けず、のたうって苦しんでいる6年生もいた。「できねーよっ」と叫んでいた。自我って何だろう、自分って何だろうという大きな問い。大人は描いてあげることはしないし、手も貸さない。でも、その子の苦闘を見守る。ゆっくりでいいよ、自画像の自我って何だろうね、自分らしいって何だろうと、緩やかに通り過ぎたり語りかける大人たち。でも、手は貸さない。この程度でいいよ、何でもいいからやってとも言わない。

一週間考え続けた少年は、翌週、描いた。少なくとも、一週間考えて。密かに、その子だけ真っ白の紙が展示されたらどうしよう、と、考えていた大人たちもいた。ああ、彼は描いたんだな、ってみんなが思った。それは彼が描いた、ということより、仮に白紙でもいい、他の人と違っていても全く構わない。その子供がその子供として、自分自身について考えてみた、ということこそがとても大切な気がした、ということかもしれない、などと。

話は尽きず、4時間に及んだ。

参加してくださった先生方、お忙しいところ感謝します。

ちゃんと、取りまとめて、反省もします。でも、新しいこともずっと試みていきたいとも思います。引き続きよろしくお願いします、と後ろ姿にご挨拶。

 

 

 

  • MiyashitaMiho
  • プロジェクト本番

2017-09-12

08:20

これまでの小金井アートフル・アクション!(小金井市芸術文化振興計画推進事業)の成果と課題を取りまとめる自己評価の作業を続けています。

みそ!にも、伊藤さんが書いています。

関わってくださった皆さんに、それぞれにお話を聞いています。ご協力にも感謝。

自分が知らないものに対して閉鎖的、道具と身体、ゲームのこと、足踏みミシン、蛇、などなど、いろいろな話題に及びましたが、これまでの活動が何をあぶり出したのか?何をどのように問う必要があるのかを、徐々に整理していきます。

相変わらず道のりははるか?ですが、面白い発見がたくさんあります。そのことへも、感謝、です。

 

撮影は松田洋一さん

  • MiyashitaMiho
  • プロジェクト本番

2017-07-30

09:41

7月27日、都内でアーカイブのミーティングをしました。

これは、アートフルアクションが、市の計画の実施を受託し、事業実施する中で何ができて何ができなかったのかを、きちんと整理して、これからの活動にも使えるノウハウ集、記録集、課題集のようなものかと思っています。

ベーシックな時系列による情報の整理を下敷きにしながら、何が起こったのかを、もっとも実態に即して伝えることができるか、内容ももちろんですが、伝え方、書籍だったら書籍の形態も大切だと思っています。既成概念にとらわれず。

目次となる出来事を抽出するために、出来事を振り返る、

出来事を分析的に見ること=様々な立場、価値観、から立体的に見て論を深めること、

そして、この過程自体を記述すること、

さらに、誰が見てもわかること=たくさんの記録集が編まれていますが、当事者でないとわからない、感情移入ができにくい、と思うことが多いです。そうであれば、ファクト集の方がいいかもしれない。

mtg前のmessengerでのやり取りから。備忘録。
備忘録。記録作成について、ぎゅうぎゅう詰めにしない 受け取る側の人が入り込める余白について、 も、考えたらどうかと思います。

やはりそれは、受け取る側のフィールドで活かしてもらえるような複眼的な視点を盛り込むということだと思います。

【講義録】“アーキビストなしのアーカイブ”の作り方:松本篤 | ドキュメンテーション アーカイブのみち
※以下の文章は、2015年7月19日に大阪大学文学研究科で行われた、《声フェス》事業⑧「ドキュメンテーション/アーカイヴ」vol.2の導入レクチャーの文字おこしをもとに、講師によって加筆修正されたものです。
koefes-arch.com

松本篤さんから

備忘録 次期計画策定を、比類なく、ラフにやりたい。自己評価のための報告書としても使えるものになればいいかもしれません。今期10年、計画の柱に対して何ができて何ができないのか、社会的な課題は何かを、反映させたい。この間お話しした考え方で、かつ、上記の条件を満たしていきたいと思います。


社会的課題をあげていくことと、その課題に対する向き合い方、アプローチをラフにあげていくことが、結果的に計画と自己評価基準になるということですね。

  • MiyashitaMiho
  • プロジェクト本番

2017-07-19

19:43

先日ヒアリングさせていただいた松本篤さんからのご紹介。

 

【講義録】“アーキビストなしのアーカイブ”の作り方:松本篤 | ドキュメンテーション アーカイブのみち
※以下の文章は、2015年7月19日に大阪大学文学研究科で行われた、《声フェス》事業⑧「ドキュメンテーション/アーカイヴ」vol.2の導入レクチャーの文字おこしをもとに、講師によって加筆修正されたものです。

 

  • MiyashitaMiho