今日は公開ミーティングでした。
アーティストトーク、ではなく、みんなで一緒になって車座になって話す公開ミーティング。
興味深い話がたくさんでてきました。
私のなかで一番印象に残っているのは、ドミニカさんの大きな像を男性4人でつくるwsに参加した方がおっしゃっていた言葉です。
彼にとってはこのwsを通して関係性を感じなかったけれど、それによって出来上がった作品を他のひとがどう見るのか知りたい、ということをおっしゃっていました。
その言葉で思ったことがふたつ。
関係性は言葉だけじゃないし、無意識下に行われているコミュニケーションもあったのかもしれないな、ということ。それから、そういう様々な戸惑いや色んなこともユートピア的にキレイに回収されてしまうことも悲しいけれど起こってしまうこともあるのかもしれないな、ということ。とても難しいことだと思うのですが。
触れたり、作ったり、伝わったり、伝わらなかったり、広がったりすることに向き合う場ができることはとても素敵なことだと思います。
語ることは言葉だけじゃないこと、言葉があまり伝わらないからこそ、見えたこともあるのかな。
アーティスト、制作に関わってくださったひと、見に来てくださったひと、それぞれにとってどんな体験だったのか、改めてとても気になっています。