花はどこへ行った?|4/21〜4/27佐藤李青(東京アートポイント計画)
アーツカウンシル東京の佐藤さんとは、夜に(たまにね、SNSで)昼に様々な対話を重ねてきたが、佐藤さんの日記が公開された。
この、佐藤さんの日記の公開についてお問い合わせをいただいたやりとりで、NHKのテレビで放送していた巡礼のドキュメンタリのことを話した。
テレビの視聴権をお子さん方と奪い合い(?)ながら、半分ご覧になった佐藤さんのコメント、
同じ目的をもって歩いている人たちの優しさみたいなものが印象的でした。
みんな巡礼の道を歩いていると思って生きれれば、世界は優しくなるんですかね。
もちろん、その世界は人間だけではないものとして。
「花はどこへいった」
戦争や争いをやめよう、そのためにできることをしよう。戦争をしないで済む世界を、大人はつくろう‥。
この映像のもっと向こうにある、一人一人の暮らしや、生まれくる子供達。そして、兵士が派遣された地に生きる見ず知らずの人たちの暮らしや大きな権力に翻弄され、委ねられる生死。沈黙している私たち。この音楽はピート・シーガーがコサック民謡にインスパイアされたものって聞いたことがある。ベトナム戦争時に、コサック民謡に触発された音楽が歌われたってことも、またいろいろと考えちゃうね。
想像力を発動させよう。彼の地で、亡くなった人たちの音楽を、映像を知るきだね。
私の犬の名前は花。呼んでも来ないけどね。この犬はアスファルトの上は歩きたがらず、某大学の畑や神奈川や山梨の山はかなり上手に楽しそうに歩く。逃走もするけれど。某大学の畑では、モンシロチョウを追いかけカエルに驚き、草に体を擦り付ける。野に生きる、生きようとする生き物は正直だな。