2017-09-01

他市の小学校の図工科の先生と武蔵美の杉浦… | 2017-09-01 07:45:45

他市の小学校の図工科の先生と武蔵美の杉浦幸子先生をお訪ねし、小学校と外部団体との連携について、お話を伺いました。

長い年月をかけて培われてきた学校組織のフレームと、人にとって表現するという事が大切といういう二つの事がどのように出会い、それぞれの課題を止揚してより創造的で良い環境を作っていく事ができるのか?

止揚と言ってしまうと、それぞれに否定されるべき課題があるようにも見えてしまうね、そう、一見すると否定されるべき課題の中にも、実は創造や新しい発見の種が潜んでいるはず、と言う仮説を持って、それぞれについてよく考えてみる事にする。

話しながら再確認した事。

NPOのように、組織としては緩く弱い、予算の保証もない、単年度で不安定と言うありようの強みとは?

その、一見すると弱みである特性を強みに変えていく他者との連携の仕方は?ヒエラルキーではなく、アメーバーのように、パッチワークのように。それが定式化されず不安定であればあるほど、今、本質的に問うべきは何か?という事も、その存続をかけて問われる。 longLife(牛乳みたい)が前提ではない緊張感は面白い。変わっていける伸びやかさも。

アーティストとの連携も、ゲストとホストのフレームに落ち込まず、一緒に動く関係の方が面白いよね。そのためには、こちらがコンクリートの磐石な硬直したthe組織ではなく、いろんなものを受け取って変わっていけるよ、っていう方が、ガチガチにならなくてすむよね。それを、今の東京でやり続ける事(笑)。ちょっと大げさか。について、密かに考えるミーティング中。