集団で思い出しながらまちを歩く、ということをやってみようと思っています。それは行進。思い出すために歩くこと、それは参加する人にとってどんな体験になるのか、そして思い出しながら歩くという風景がまちに立ち上がったときに、それを偶然目撃した人の中に何が生まれてゆくのか。を考えたいなと思っています。
今日はチラシのミーティングをしたあと、遠足のルートを考えるためにディレクターのアサダさん、メディエーターの久田さん、えみこさん、市民スタッフのまいこさんと下見に行きました。
半日、歩くのは大変だなあと思いました。具体的なアイデア、課題などがほんの少し見えてきました。
歩きながら少し思ったことは、
思い出すために歩く、というよりかは、私にとって、忘れるために歩く、というほうがしっくりくる気もしました。それは生きてゆくことに似てるな、とか。
思い出すことと、忘れること、失うことの違いは何だろう。ということも思いました。
何かを忘れても、ふと思い出すこともあるし、
失わないために、忘れることもあるのかもしれないな、とも思ったりします。思い出したくないことも、もちろんたくさんあります。
思い出しながら、まちを歩くことはどんな体験になるのでしょうか。
思い出すことは、一人ではできないと私は思うので、歩きながら、話しながら、もう少し考えてみたいと思います。