今日は、よもちゃんがチラシを仕上げてくれる作業の横で私も作業をしながら、途中パン屋さんのカンデルさんに記憶のインタビューをしに行ってきました。
お話を聞きながら、ああ、そっか、だからカンデルのパンはおいしいんだなってわかりました。
それは技術的なことや、パンに向き合う誠実さ、も、もちろんあるのですが、
食べることを通して、そうだ私はその人の人生に向き合っているんだなって、そんなことも感じられるようなすてきなお話がたくさん聞けました。
ひとりひとりの人生の持つ、色んな瞬間や思いや、もう戻れないというかけがえのなさ、色んなものを抱えながらそれでも前を向いて人は歩んでゆくこと。しかもそれを毎日、当たり前のように。
その事を考えると、まちは本当にただのまちではなく、本当になんというか、そのすごさにただどうしようもなく、感動したりします。
うん、私もあなたも生きてきたね、色んな事があったけどね、やってきたね。
ふわっとそう思えるような、遠足にできたらいいなと思っています。とても難しいけれど。