2017-09-19

土曜日は、遠足のためのリサーチでまちを歩… | 2017-09-19 01:06:43

土曜日は、遠足のためのリサーチでまちを歩きました。

記憶を思い出すモードになるために、どうしたら、いいのかな、何てことを考えながら、アサダさん、メディエーターの笑子さん、まきさん、楽くん、インターンの日熊さんと小金井のまちを歩きました。
台風が近づいていたから、雨が降ったりやんだり。曇り空の下の一日でした。

私は何故か想起の調子(?)が良く、歩きながら色んなことを思い出しました。
どうして今日はこんなに思い出すのだろうと思って、みなさんと話していて、気づいたことがあります。
本当はいつも思い出してるんだなと。でもそれは言葉にならないぼんやりとしたもので、だから意識にのぼらない。今日は何かのきっかけでそれを言葉にしようと思ったから、話ながら芋づる式に記憶がはっきりと沢山掘り起こされたんでしょう、きっと。
おそらく、記憶を思い出すモードを作るには、思い起こすためのきっかけのボタンを用意することだけでなく、記憶を受けとるお皿を用意することもとても大切なんですね。
さて、そのお皿はどんなものなんでしょう。雰囲気かな。対話かな。ただひとつ言えるのは、人やモノや状況に出会わないと人は思い出すことができません。たった一人でなにもない部屋にいても思い出すことは難しいと思います。

気になること。忘れることも、大切な気もします。芋づる式に記憶を掘り起こして、土のなかに閉まっておきたい記憶まで起こしてしまったらどうしよう。忘れるから生きて行けることもたくさんあります。
思い出すことと、忘れること、記憶はとってもデリケートなことだなあと思います。