今月は、先週、今週と2週連続の日程だったので、張り子のランプシェードを作りました。
1回目の先週は、風船に半紙を貼り付けました。まんべんなく貼り付けるというところが難しいかと、対策を考えていきましたが、お一人「風船が爆発するとこわい」と、早々に退室、意外なところに盲点がありました。
他の方は、スタッフのみなさんにサポートしてもらいつつですが、予想以上の集中力で半紙を貼り重ねることができました。
そして今週は模様付け。少し早めに行って、裏庭でこっそり風船を割ってから部屋にあがりました。
めいめいに折り紙を切ってもらい、先週作った張り子にボンドで貼り付け、模様をつけます。貼り方で立体的になったり、大きい模様と小さい模様を組み合わせたり、選んだ色がグラデーションになっていたり、それぞれに素敵な作品ができました。
しかし…灯りはLEDキャンドルなのですが、いかんせん光が弱く明るい部屋では全然わかりません…そこでスタッフの方が段ボールを持ってきてくれて、一人一人作品をおいて確認しました。一人ずつ見たのがとても良かったようで、満足そうな笑顔をたくさん見せてくれました。
決して誰かに見せるために制作しているわけではありませんが、でもやっぱり素敵にできると嬉しいし、嬉しい気持ちを誰かと共有するともっと嬉しい。目の前の作品を通じて、制作のプロセスや出来上がった喜びを他者と共有できるのは、絵画や造形の利点です。サポートする人たちにとっても、作品の出来ではなく、プロセスに寄り添うことで、より豊かな内面にふれる素晴らしい機会になると思います‼️