2018-01-19

展示も佳境です。 今日はNPO法人… | 2018-01-19 23:34:13

展示も佳境です。

今日はNPO法人 クリエイティブサポート・レッツの理事長、障害福祉施設アルス・ノヴァ施設長の久保田翠さんと財)地域創造の戸舘正史さん、この企画を中心に進めて来たアートフルの伊藤さん、一緒に参加してくださった井上さんと菊地さんとで、スカイプでミーティングをしました。話の様子はこれから出るニューズレターの特別号に掲載されます。

「作品」を「展示する」ということに対する違和感、「作品」とはなにか?
ギャラリーの中に閉じ込めて「作品」として掲示することが、本当に彼らへの理解をうながすのか?
そもそも、彼らが「理解される」ことが目的なのか?私たちは彼らがどこの誰に「理解」してもらえばいいと思っているのだろうか?
なぜ理解して「もらわなければいけない」と思っているのか?
彼らが暮らす施設を開いて、そこをみてもらう中に描かれていたり、作られていたり、隣ではクッキーを焼いているというような状況がいいのか?
そもそも、人が人を理解するとはなにか?とか。

本質的な議論が気持ちよかった。

20日は、もっと現場をめぐるお話が続きます。
日時:1月20日(土) 14:00 ~ 16:00
ゲスト:渡邉 知樹(芸術家)
進行役:正木 賢一(東京学芸大学 准教授)

会場の写真を添えて、ページ物に仕立てたニューズレターとして成果をまとめる予定です。