2018-04-07

年度末にかけて、本当は記しておかなければ… | 2018-04-07 08:47:35

年度末にかけて、本当は記しておかなければいけないたくさんのことがあるのだけでど、忙しく、気ぜわしく、できなかった‥。
一息ついて、でも、書かなきゃいけないいろいろを見回して。

ジャン・ウリの『コレクティフ』が刊行されました。
ガタリの『精神病院と社会のはざまで』とか、『ソローニュの森』、『すべての些細な事柄 [DVD]』を眺めて。

精神病院の医師であった人がセミナーで話したことを本にしたものだけれど、当然のことながら、広く社会の出来事。
人々が集団を形作りながら、個々の特異性を発揮するための「ちょっとしたこと」とはなにか?
あるいは、「何ものでもないことを撮りたい」という利用者。患者とそうでない人とのヒエラルキーの問題。
つまるところ、人とは何か?

そう、患者ではなく、その場を利用している利用者ということも、ちょっと考えられるね。
看護師だって利用者だ。「かがわ工房展」を巡る議論で、当事者っていう言葉についても考えたよね。

先日来、一遍上人の図絵に描かれる癩者についても。社会は病むこと、弱いことを、どのようなものとして扱うのか。
その眼差しにはその社会の性質が見て取れるよね、きっと。

ふむふむ。もうちょっと考えてみよう。