NHKの「被曝の森2018」を、2度見ました。
2度とも感じたのは、地震とは違う感じの止まらない振動。
慄きなのか、慟哭なのか。
画面は揺れていないし、=地震、ということでもない。
でも、なにか収まりのつかない振動を感じる。
そんな話をしたら、ひとりは、モーリス・ブランショの「災禍のエクリチュール」を紹介してくれた。
そして、今日、また、これに類する話を今度は別のアーティストとした。
そこで出てきたのは、 「誰でもないところからの眺め」(いがらしみきお)。
ぼのぼのでしょ、って思っていたら、ちがうわ。
ガキデカと「ひかる風」のことも考えた。
いろんな人がいろんなところで収まりのつかない振動を感じているのかもしれない。
その収まりのつかなさを、振動として可視化したのかな?とも思う、ヤコブ・キルケゴールを思い出した。
揺れとはなんだろう?
以下、継続シンギ。