昨日のアートの時間は、「回し絵」をしました。
「回し絵」ですが、
まず、画用紙にクレヨンで絵を描きます。短時間で合図があったら、お隣の人に回します。
回ってきた、お隣の人が少し絵を描いた画用紙に、絵を描き加えます。
また合図があったらお隣の人に回し、回ってきた画用紙にまた絵を描き加えます。
昨日の参加者は10人だったので、最後には画用紙の上で10人分の絵が混ざり合ったものが自分に戻ってきます。
仕上げには、薄目に解いた絵の具で、できるだけ白いところがないように色を付けました。クレヨンで描いているので、上から塗ったらはじいて浮き出すのが素敵なのですが、人によっては、重ならないよう丁寧に塗っている方もいました。
回し絵は初めての試みでしたが、空いた空間に得意なモチーフの絵を描いたり、先に他のひとが描いた絵を模倣してみたり、他の人の描いた模様に色を塗ったり装飾をほどこしてみたり、いろいろな表現他の人の描いた絵を、壊すこともなくさけることもなく、お互いに尊重している様子も見られました。紙の上でいろいろなコミュニケーションが生まれていて、なかなか面白かったです。