2019-09-08

「小金井と私 想起の遠足」 に参加してく… | 2019-09-08 17:33:46

「小金井と私 想起の遠足」 に参加してくれた、Sさんが、ギャラリーでやっている企画展「正しい歪み方」を見に来てくれました。近況報告から、「想起の遠足」のときの出来事を少し話して。

「想起の遠足」のプロジェクトの中で、ある意味ほっとかれる部分があって、自分でやらなきゃと思ったとSさんは言ってくれました。また、あの時参加するのがとても楽しかったと。本当に素敵な人たちに恵まれたと。個人的にはできなかったこと、たくさんあるな、と思うのですが、そうやって言ってもらえるだけで、本当によかったなあ、と泣きそうになるほど嬉しかったです。昨日から失敗ばかりでへこんでいたので会えたことはとても私の救いになりました。

 

今、「まちはみんなのミュージアム」をどうやっていくかと考えています。今日Sさんと話して改めて強く思ったのですが、プロジェクトは人と人のなかで有機的に育まれて行くのだなと思います。メンバーもアーティストも私達事務局も、そしてまちのなかの人々も、このフィールドで、それぞれの人生のタイミングのなかでほんの一瞬集い、お互いに変容しながら、派生したり、曲がり角を曲がったり、また出会ったりしていくものなんですね。そういう色々な事も含めて、本当はプロジェクトなんだと思います。マネジメントなんぞしきれない、共にまなぶものだ、と思います。

昨日、われらがボス宮下さんは、「いいマネジメントは、いいものをつくるコミュニティをつくることだ。マネジメントは采配じゃない」と言っていました。

 

まちはみんなのミュージアムの応募締め切りは昨日まででした。Sさんは、「新しくはじめるプロジェクトは、参加する人へのギフトとしてやってほしい」と言ってくれました。私にできることはなんだろう。やりたいと思ったその時、誰もが、きっと表現を楽しむことができる。その難しさをかみしめながら、けれど軽やかに、また楽しんでいきたいと思います。