石井さんが上智大学で続けておられる勉強会「青い花」にお邪魔して、神奈川県立近代美術館の館長水沢さんのお話を伺ってきました。
コルヴィッツ、パウラ・モーダーゾーン=ベッカー、ヘレン・シャルフベックを取り上げて、彼女らが生きた時代と表現について、縦横に(!?)。水沢節。楽しい時間でした。
パウラが亡くなった時にリルケがつくった詩、水沢さんが訳されたとのことですが、パウラの絵やリルケの妻の作品、パウラの夫のオットー・モーダーゾーンの作品を知らなければこの詩は訳せない、と言うお話も興味深かった。
ああ、それからそれから、芸大の黒田清輝が「本当に学び、研究している人のそばにいないと学ぶことはできない」と藤島武二を教員に招いた下り、面白いな、と思いました。
不穏な時代、コルヴィッツについても、もっと学ぶべきですね、私たち‥。