2017-06-09

私たちのNPOにとって、カフェとギャラリ… | 2017-06-09 22:41:46

私たちのNPOにとって、カフェとギャラリーという場は何なのか?

小金井という地域で、こういう場を運営していくことにどんな意味と意義があるのか?

そんなことを考えながら、今日はカフェ店主のあべちゃんと理事とのミーティング。

場を運営するために必要なお金は生み出さなければいけない。けれど、それは個人が生活のため、生きていくための、収入を得ることを目的とするだけの場なのか、地域にとって、何か役に立つ(かもしれない)場なのか?

そこがいろんな意味での「生きる場」だとしたら、維持するために必要な原資は、お金だけではなく、人と人とのながりだったり、あるいは従来にない新しい価値に基づいて維持するべき方法を編み出すべきなのか?などとも思ったり。

余裕があれば、面白い主題です。

コモンズの議論はここのところ沈静化しているように思いますが、ここは一種のコモンズ、あるいはアジールなのかもしれません。今、この日本で、コモンズは可能なのか? アジールが、いろんな意味で、いろんな所で必要なことは間違いない、でも、どうやってそれは維持、運営されるべきなのか? 全く新しい方法論が必要な気がする。

例によって、ウルトラCを狙いたい。場は、もちろん、物理的な「場」だけではなく、人と人のつながり、紐帯自体でもあるはず。

一遍上人絵図を思い出したり、子供食堂のことを思ったり。逆に、それを必要とされることが私たちにとっての「やりがい」だったり。おもねずに、もっと考えたい。