2019-12-12

[caption id=”attachm… | 2019-12-12 17:19:51

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今年のこどもたちとの学校連携プロジェクトでは、造形そのものを楽しむ、というより、
造形を通して、経験や思索を深めたり、普段とは異なる視点で物事を見てみたり、自分なりの世界の捉え方を見つけたり、そんなことを考えています。

本町小では、図工のコンピューターを使わないプログラミング
前原小では、算数の時間にスライムを使って、その素材と向き合った発見を構造化してみる、ということをこころみます。

ふと思い立って本日事務所でも実験。イスのへりにスライムを置くと、自重でゆっくり垂れてのびてゆきます。
じっと見ているだけでも色んな発見があります。最初はゆっくり伸びて行って、伸びて行けばいくほど早くはやくのびてゆく。
のびたスライムは切れることはなく、空気に触れて固まっていく?このまま置いといたらどうなるかな。
まるでガラス細工のように、ダリの伸びた時計のように。

自分の身の回りの世界と全身で向き合い、そこから何かを見出して、そしてまた作っていく。
それはあたらしいことでも難しいことでもなんでもなく、自然と向き合い、何かを作り暮らしてきた人が生きるという営みなのだと思います。

さあて子どもたちと一緒にどんな発見に出会えるのか、今年も楽しみにしています。