「みどり」という言葉には色彩の緑という意味はもちろんですが、自然そのものを捉える広い意味があります。
自然の中を歩き回っていると、天地の境目や、自分と対象との距離がわからなくなるような感覚に陥ることがあります。時間の経過や視点の移動に伴って、その形は常に揺れ動きながら変化していきます。こうした自然の中にいる感覚に関心があります。
私たちは、複数の視点や時間の中で風景を捉える東洋的な見方を出発点に、日本画の素材やプロセスを用いて制作をしています。
【アーティスト】
手嶋 遥 TESHIMA Haruka
〈略歴〉
1992 山口県生まれ
2014 武蔵野美術大学造形学部日本画学科 卒業
2016 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻日本画コース 修了
現在 創画会会友
〈個展・グループ展など〉
2015
「晨颯展」かわべ美術(東京)
「武蔵野美術大学大学院日本画コース有志展—U—(ユニオン)」目黒区美術館市民ギャラリー(東京)
「第42回創画展」東京都美術館(東京)[同’16‘18‘19‘20‘21]
2016
「第42回春季創画展」(東京)[同’17‘18‘19‘20‘21‘22]
「七彩輪 2016」Gallery 風(東京)
2017
「結香の会」藤屋画廊(東京)[同’18]
「第53回神奈川県美術展」神奈川県民ホール(神奈川)[同’18]
「ファインアート・ユニバーシアード U-35展」茨城県つくば美術館(茨城)
「ムサビ助手展2017-武蔵野美術大学助手研究発表」[同’18’19‘21]武蔵野美術大学美術館・図書館(東京)
2018
個展「水夢譚」galleria grafica bis (東京)
2020
個展「日読」府中市美術館市民ギャラリー(東京)
2021
「4の気配―武蔵野美術大学日本画学科研究室スタッフ研究発表」UNPELGALLERY (東京)
個展「あめつち|wetland」ギャラリーなつか(東京)
個展「小夜曲」gallery cafe 3 (東京)
〈受賞歴〉
2018「第54回神奈川県美術展」 特選
・http://www.haruka-teshima.com
竹内 めぐみ TAKEUCHI Megumi
〈略歴〉
1990 群馬県生まれ
2014 武蔵野美術大学造形学部日本画学科 卒業
2016 武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻日本画コース 修了
〈展覧会、受賞歴など〉
2014
「第6回トリエンナーレ豊橋星野眞吾賞展」豊橋市美術館(愛知)
2017
「第53回神奈川県美術展」神奈川県民ホール(神奈川)県知事賞受賞
2020
「第47回創画展」東京都美術館(東京)