にわたずみとは古語の言葉で水溜りのことを言います。
水溜りができるところには、くぼみが在ります。くぼみは痕跡を留めたもので、くぼみが在ることによって雨が溜まり水溜りができます。例えば鉄棒は地面を蹴る行為により、くぼみができます。水溜りは行為の跡がそこに在ることで成り立ちます。
私たちの制作も様々な形式で痕跡を残すことから始まります。
高原は自身の行為をもとに人と物質の関係を模索し、中津川は無意識や自然の影響を取り込みながら制作し、満添はある程度構築した自身のフォーマットと素材との相互関係から周囲との関わり方を追求しています。
そうした制作過程の中で、私たちは外の世界と繋がる試みをしています。
【作家紹介】
髙原永興 Takahara Nagaoki
多摩美術大学絵画学科油画専攻 2年
instagram https://www.instagram.com/nagaokiokinaga01/
Youtube https://www.youtube.com/channel/UCebfMBQ20x6Kn1OnSc0V50Q
中津川莉音 Nakatsugawa Rion
多摩美術大学絵画学科油画専攻 2 年
instagram https://www.instagram.com/nakatsugawa.rion/
満添至道 Mitsuzoe Sid
多摩美術大学絵画学科油画専攻 2 年
instagram https://www.instagram.com/sid__zooz/