洗うこと、捨てること、置くこと、隠すこと、なぞること。
日々の中にある自覚されることのない無意識な思考と振る舞いは、連鎖し、定着していく。
あまりに当たり前すぎるが故に、注視されることはないそれらの痕跡。
本展は、そんな無意識のうちに形成された居住空間を展示空間としてひらく。
この空間の中に並ぶ作品は、意識の中に埋もれていた思考を捉え直そうとする過程で生まれた私たちの応答である。
いつも通りのはずのありふれた一刻を、あえて見つめてみる。
そのとき、あなたの「いつもの明日」が、少しだけ違って見えるかもしれない。