公募アーティストによる、時間と空間の共有を目的としたプログラム。
会場となる KOGANEI ART SPOT シャトー 2F の空間を複数のアーティストでシェアし、空間作りから展示配置・発表までの時間を参加アーティスト同士で協 働してゆき、その過程で表現に対する考え方の相違や方法論などを互いにシェアし、アートとコミュニケーションの 関わりについて考察しながら、創作発表の場をアーティスト自身で創り出してゆきます。2021 年度「スペースシェ アリングプログラム」においては応募総数 39 件の中から選出された 9 名のアーティストが本プログラムに参加。
【参加アーティスト(50 音順・敬称略)】
阿目虎南 上野悠河 榎本多賀 越智波留香 金暎淑 三本木歓 鈴木誌織 戴飴霏 森有未
阿目⻁南 / Conan Amok(パフォーマンス)
燦然 CAMP 主宰。
2008-2019 年 舞踏カンパニー「大駱駝艦」に所属、麿赤兒に師事。
2021 年 「ネコ☆ソギ」メンバーとして東京都公認の大道芸ライセンス「ヘブンアーティスト」取得。 2020 年 Dance Base Yokohama 新型コロナウイルスを受けての支援アーティスト。 コロンビア共和国でのソロツアー開催やダンスフェスへの招聘など、国境を越え 公演・WS・アウトリ ーチに注力。劇場と路上、そしてその中間地点で活動中。
HP: http://sanzencamp.com
上野悠河 / Yuga Ueno(サウンド・インスタレーション )
アーティスト・作曲家・音楽家
1997 年千葉県生まれ。2012 年 JSECC 日本学校合奏コンクール全国大会出場・金賞受賞(ソロ・マリンバ)、翌 2013 年に習志野市教育功労者顕彰および表彰。2016 年には、15 人の打楽器奏者による「Rural Walk jazz」作曲・初演がされた。同年より現代美術家として活動を開始し、個展「画廊の距離」(2017)、「死/不在」(2018)、「時に、糺そうとする」(2021)を開催。グループ展に多数参加するほか、パフォーマンスや舞台美術・映像なども手がける。ミュージシャン「Musʼc」としても活動。2020 年にアルバム「Archit.」をリリースし、2021 年島村楽器主催「録れコン」アレンジ賞を受賞した。
HP : http://yugaueno.zohosites.com
榎本多賀 / Taka Enomoto (染色)
沖縄県立芸術大学工芸学科在学中に紅型を学び、着物の制作を始める。2007 年朝日現代クラフト展入 選。2008 年/2014 年新匠工芸会展入選。2015 年 BankART Artist in Residence 参加。2016 年、コン テンポラリーダンサー・振付家の苫野美亜、舞踏家の松岡大と共に、MAU として主催公演 kimono×dance『もののあはれ』を行う。2017 年、中之条ビエンナーレ参加 。MAU『BARDO-痕 跡-』展示・公演を行う。
HP : http://d-dyeing-l.jp
越智波留香 / Haruka Ochi (日本画)
日本画の「あり方」をテーマに個展を中心とした制作活動をおこなっている。また、展覧会の企画など 地域とアートとの連携活動にも携わっている。2019 年下村観山筆「四季草花図」復元、「三溪園と日 本画の作家たち」展(三溪園)、2016 年「現代水墨画の旗手たち」展(頼山陽史跡資料館)等 2013 年 「‐24 名の作家による-今日の墨表現展」(佐藤美術館)等
他個展多数
HP : https://harukaochi0216.wixsite.com/hp-site
金暎淑 / Kim Youngsuk(写真・インスタレーション )
現代美術作家。 朝鮮大学美術科を卒業後、日本と韓国を中心に、映像、写真、インスタレーションなど、多様な手法で 作品を発表している。
主な展示に「アリランの種―コリアンディアスポラ作家展―」(韓国 国立現代美術館 2009 年)、 「福島の新世代 2009 CLOSETOYOU!―もっと近くに」(福島県立美術館)、「光州ビエンナーレ 2002」 (韓国 光州)など。
福島生まれ。東京在住。
HP:www.kimyoungsuk.com
三本木歓 / Kan Sanbongi(インスタレーション )
場所のもつ空間的な特質を建築的な視点・思考で読み込み、日常的な観点からは見落とされてしまうよ うな構造や連関を顕在化させることを試みています。
UNMANNED 無人駅の芸術祭 大井川(2021)、白の展示会 WhiteArtExhibition(2020)、ゲンビどこで も企画公募 2019(2019 / 特別審査員賞受賞)、Art FARMing(2019)、野外アート展示トロールの森 2019(2019)、Architects of the Year 2017「越境プロジェクト」展(2017)、第 28 回日本建築学会優秀修 士論文賞受賞(2017)、トウキョウ建築コレクション 2017 中谷礼仁賞受賞(2017)
HP : https://ksbie.com
鈴木誌織 / Shiori Suzuki(絵画)
神戶生まれ、東京在住。現代美術家。画家。
丸の重なりだけで人の“心の情景”を詩的に表現している。 人を愛した時や美しいものに出会った時、壊れそうなくらいの悲しみを抱いたとき。 描くドットは、そんな特別な瞬間の感情の細胞であり、それらが動き出す時の様子を「心の情景」とし て作品上に写し取り描いている。 その活動は日本に留まらず、ニューヨークやスペイン、台湾、ドイツ、カナダ、フランス等の世界に広 がっています。
HP : http://www.shiorizm.com SNS : https://lit.link/shiorisuzuki
戴飴霏 / Tai Yifei(リトグラフ)
台湾桃園出身。リトグラフという版種を媒体にして制作。2020 年筑波大学芸術専攻版画領域修士修了。 それから東京に移り、作家活動を継続。
台湾中華⺠国第 19 回国際版画ビエンナーレ、日本第 9 回 FEI ART AWARD など、国内外の公募展に 入選。2020 年台湾第 8 回鴻梅新人賞受賞。 電車の中、ホーム、改札口、交差点など、移動している人々を観察し、スケッチで描き出す。自分自身の線表現を極めて、版画作品は鑑賞者にリアルの世界を改めて感じさせる鏡のような、カメラのような 記録。
Instagram : https://www.instagram.com/tai_yifei/
森有未 / Ayumi Mori(インスタレーション )
杉野服飾大学 服飾学部 服飾学科 先端ファッション表現コース 卒業 大学在学中、中学生の時に病で亡くした母に対する喪失感や孤独を癒したい思いにより 作った映像で、 初めて自分と苦しむ誰かを救いたい感情が湧き上がり、制作を続けていきたいと思うようになる。卒業して一度制作から遠ざかった後、作品と観る人との距離に違和感を覚え ʻ ここに在る ʼ に触れる ことで身を以て感じて欲しいと模索する中で出会った 樹脂製品により、場に溶け込む自然物のような、立体造形が作れるようになった現在では インスタレーションを行っている。 表現の仕方が変わっても私の中に変わらず在るのはʻ ひかり包まれる場 ʼ を創りたいとい うこと。それは自分を救うための光であり、誰かにとっての光にもなれることを願いながら作り続けている。
Instagram : https://www.instagram.com/aym.mori/?hl=ja
【会 期】2021 年 10 月 20日(水)~24 日(日) OPEN12 時~CLOSE18 時
【会 場】KOGANEI ART SPOT シャトー 2F(東京都小金井市本町 6-5-3 シャトー小金井 2F)
【料 金】フリーパスチケット 一般 1,000 円(税込) 小中学生 500 円(税込)
1day パスチケット 500 円(税込)
※フリーパスチケットで中央線芸術祭会期中(10/9~10/31)全ての展示会場への入場可。
※1day パスチケットはプログラム各会場受付でのみ販売。当日のみ利用可。
【交通案内】JR 中央線:武蔵小金井駅南口より徒歩 5 分
【助 成】公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京
【後 援】小金井市 中野区 武蔵野市
【協 力】JR 中央線コミュニティデザイン
【運 営】中央線芸術祭実行委員 / Clafters
【主 催】Co-production of art Works-M
【中央線芸術祭へのご参加にあたってのお願い】
〈ご来場・ご参加の皆さまへお願い〉 下記に該当する方はご体調を最優先にしていただき、ご来場・ご参加はお控えください。
・37.5 度以上の発熱や咳、咽頭痛などの症状のある方、および発熱が数日間続いている方や、風邪症状(発熱、咳、 くしゃみ、喉の痛みなど)のある方。だるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある方、その他、体調に不安がある方。 ・新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触がある方。
・過去 2 週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国・地域への訪問歴及び当該在住者 との濃厚接触がある方。
〈ご来場・ご参加の際のお願い〉 ・マスクの着用をお願いいたします。※マスクを着用でない方のご来場やご参加はお断りすることがございます。こ ご了承ください。
・各プログラム会場では非接触型体温計を使用して検温を実施いたします。 ・ご入場、ご参加の前に手洗い、うがいの励行、手指の消毒などをお願いいたします。
・ご来場の際は、お時間に余裕を持ってお越しください。
・咳・くしゃみのエチケットへのご協力をお願いいたします。
・会場内ではほかの人との距離を最低 1 メートル空けるようお心がけいただき、整列や入退場、移動時等のソーシャルディスタンスの確保にご協力ください。
・大きな声での会話はできるだけお控えください。
・万一に備え、連絡先等のご記入をお願いする場合があります。新型コロナウイルス感染症の感染発生が疑われる場合には、保健所等の公的機関へ提供することがあります。またフリーパスチケット予約時、ワークショップ・イベント等の参加申込時にいただいたご連絡先も、同様の場合、保健所等の公的機関へ提供することがあります。