本企画は、シャトーギャラリーではなく地下1階・ボーリング場跡地での開催となります。お間違いないようにご注意くださいませ。
This exhibition brings together artists whose performances question dominant norms, revealing ongoing processes of transformation, resistance, and refusal.Drawing on the ideas of Paul B. Preciado and Amelia Jones, the works expose how patriarchal, religious, and social systems shape and constrain bodies and subjectivities—while carving space for reinvention and revolt.
本展は、支配的な規範に問いを投げかけるアーティストたちを集め、変容・抵抗・拒絶という絶え間ないプロセスをパフォーマンスを通して浮かび上がらせます。ポール・B・プレシアードやアメリア・ジョーンズの思想に着想を得て、各作品は、家父長制や宗教、社会的制度がいかに身体や主体性を形成し、制限しているのかを明らかにしながら、再構築と反抗のための空間を切り開きます。
Schedule
Doors open: 13:00 (Reception with welcome drinks)
Performance starts: 14:00
Ends: 17:30
Tickets: ¥2,000 / ¥1,000 for students (*Student ID required)
パフォーマンスイベント スケジュール開場:13:00(ウェルカムドリンク付きレセプション)
開演:14:00
終了:17:30
チケット:2,000円 / 学生 1,000円(※学生証の提示が必要です)”現金のみ”
場所 東京都小金井市本町6-5-3
シャトー・アーケード B1F (ボーリング場跡地)
Artists
参加アーティスト
カゲ・フェルナンド(Fernando Kague)
フェルナンドは、即興と演劇的言語を用いてクィアの身体を探求しています。彼のパフォーマンスは日系ディアスポラの生きられた緊張関係と関わりながら、個人的かつ集合的な記憶を呼び起こします。彼の作品では、移動、伝統、文化的矛盾といったテーマが繰り返し浮かび上がります。
ハーネ・マリー(Marie Hahne)
1993年、ドイツ・ベルリン生まれ。ベルリンのヴァイセンゼ芸術大学で演劇を学び、広島市立大学で現代美術を修了。
彼女のアート実践は「ハイブリッドな翻訳」と定義され、媒体や視点を横断する動的なプロセスとして展開されます。
反復と儀式、不条理と論理、遊びと発見をテーマに、ストーリーテリング、身体表現、声、視覚的要素を用いて、観客参加型の没入的空間を創出します。彼女のインタラクティブなパフォーマンスは、観客に「近づくこと」「聞くこと」「触れること」「探ること」を促し、受動的な観察を能動的な関与へと変換させます。
ガーセミー ラシュクソフラ・パルディース (Pardis Ghasemi Rashksofla)
パルディースは1999年にイランで生まれ、現在は日本を拠点に活動する現代アーティストです。東京藝術大学大学院グローバルアートプラクティス専攻に在籍中。パフォーマンス、版画、彫刻、インスタレーションなど複数のメディアを横断しながら、中東における権力、信仰、暴力が身体にどのように作用するのかを主題に制作しています。
井口 美尚 (Minao Iguchi)
1998年 東京生まれ。東京藝術大学メディア映像研究専攻在籍。美術作家、パフォーマー。社会にある規範に触れたときに発生する身体の「輪郭」を捉えようと試みている。その手段として、パフォーマンス、映像、彫刻など異なったメディアを横断することで認識した位相性を使用し、制作を行う。衣服、ダイエット、ダンス、美術教育、家族、料理、性別、様々な規範における身体を表出させます。
渡邉 元貴(Motoki Watanabe)
東京藝術大学グローバルアートプラクティス専攻在籍。日本の愛媛県出身。
語りや身体を用いるヴィデオやインスタレーション、パフォーマンスを通じて、「不快」を捉え直し、不公平に配分された脆弱性を再分配する方法を実践・探求している。また、玉子豆腐が好き。