2021-08-06

多摩の未来の地勢図をともに描くワークショップ 締め切りいたしました。

本ワークショップの応募を締め切りいたしました。たくさんのご応募ありがとうございました。
応募くださった皆さまには別途連絡をさせていただきます。

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私たちの生活に甚大な被害を及ぼす災禍であるコロナ禍は、私たちが目を向けてこなかった社会の、私たち自身の暗部と脆弱さをあらわにしました。同時に、他者と生きることの意味や大切さに改めて焦点をあてる契機ともなっています。
先行きのわからない今、自分たちの足元や身の周りに目を向け、手や身体をつかい、生活と街のこれからについて考え、試み、他者に、周囲に働きかけてみませんか?
このワークショップでは、アーティストや、様々なフィールドで活動している方々とともに、フィールドワークやレクチャー、リサーチ、制作などを通して一人ひとりで、そして皆で、「考えること」「知ること」「試みること」をはじめます。

本ワークショップは、フィールドワーク編、レクチャー編の二部構成で行います。
フィールドワーク編では、地域で活動するために欠かせないフィールドワークとはどのようなものか理解を深め、実践するために、写真家・豊田有希さんの活動にみちびかれつつ、参加者が各自のフィールドを探し、向き合うための立ち方、術(すべ)について考えます。
レクチャー編では、出来事、物事の見方、取り組みに関する認識を拡張するために、水俣、ハンセン病、社会的養護といったフィールドで活動する人々をゲストに迎え、話を聞きディスカッションする場を設けます。
本年度の後半では、フィールドワークやレクチャーと並走しながら、参加者がそれぞれのフィールドでリサーチや制作に取り組むことも予定しています。

フィールドワーク編(以下の日程中黒丸数字で表示)
「辺境としての東京を外から見る」(7回程度)
ゲストアーティスト:豊田有希(写真家)

レクチャー編(以下の日程中白丸数字で表示)
「プロジェクトの「技術」を得、試みる」(7回程度)
ゲスト: 永野三智(水俣病センター相思社職員)
木村哲也(国立ハンセン病資料館学芸員)
高橋亜美(社会福祉法人 子供の家 ゆずりは 所長)他

期間:令和3(2021)年9月から令和4(2022)年3月まで (全14回程度)

日程:
①9月16日(木) 19時から21時
高橋亜美(社会福祉法人 子供の家 ゆずりは 所長)

❷9月29日(水) 19時から21時
豊田有希(写真家)

③10月8日(金) 19時から21時
永野三智(水俣病センター相思社職員)

❹10月23日(土)15時から17時
豊田有希(写真家)

⑤11月6日(土) 15時から17時
木村哲也(国立ハンセン病資料館学芸員)

❻11月27日(土)15時から17時
豊田有希(写真家)

⑦調整中

❽12月25日(土) 15時から17時
豊田有希(写真家)

以降の日程は決まり次第アップします。

進め方:月2回程度(1回2時間を予定)。オンライン(Zoomなどを利用)を主に、状況に応じて場所を検討します。

応募要領
会場:多摩地域各所および小金井アートスポット シャトー2F
(小金井市本町6-5-3 シャトー小金井2F)、オンライン(Zoomなどを利用)
※新型コロナウイルスの感染拡大等の状況に応じて活動方法を検討

対象:
○これから自らが住んでいる地域で何らかの活動を始めたいと思っている方
○これまで自らが関わってきた活動の更新をしたいと思っている方
○年齢、性別、経験は問いません。

定員:20名
参加費:無料    ※フィールドワークやリサーチ、制作にかかる費用等は参加者負担

豊田有希(写真家):1987年生まれ。その土地の風土や暮らしを見て得るだけでなく感じ得ていきたいと、住んでいる地域の周辺を主なフィールドとして撮影を行い、潜在化する人権や差別など社会問題への意識を根底にもちつつ、土地や人物の魅力をとらえることを目指している。「山間地、半数に水俣病」という1枚の新聞記事を見たことをきっかけに、熊本県芦北町黒岩地区に通い、その後、水俣市に移住。2016年から農作業の手伝いなどをしながら撮り続けた写真を「あめつちのことづて」シリーズにまとめる。

『多摩の未来の地勢図 Cleaving Art Meeting』 とは…
多摩地域を舞台に、地域の文化的、歴史的特性をふまえつつ今日的な社会課課題等に向き合うため多様な人々が協働、連携するネットワークの基盤づくりを進めます。

問い合わせ先:特定非営利活動法人アートフル・アクション
〒184-0004 東京都小金井市本町6-5-3 シャトー小金井 2F FAX: 050-3627-9531 E-mail: mail@artfullaction.net https://artfullaction.net/

主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、特定非営利活動法人アートフル・アクション
* 本事業は「東京アートポイント計画」として実施しています。