2023-07-19

(終了)【参加者募集】 演劇を通して「ケア」を考える 連続ワークショップ

演劇を通して「ケア」を考える 連続ワークショップ

   

チラシはこちらよりダウンロードいただけます

 

子どもたちを取り巻く環境はきびしさを増し、子ども自身も息苦しさや

解消されない不安のようなものを感じている場合も少なくありません。

その子どもたちに関わる大人(施設職員や関係機関の職員、

保護者、里親などのみなさん)もまた、

共にいるなかでさまざまな困難に直面しています。

でも、目の前のことに一生懸命なあまり、自分のことは後回しにし、

大人にはケアは必要ないと思いがち。

抱え込んだ解けないモヤモヤを吐き出す機会もなく、

毎日を過ごしている人も少なくないように思います。

そんなとき、関わる日々のなかの出来事やモヤモヤについて、

少し遠くから眺めたり、他の人の話を聞いたりする機会をもつことは、

実は、とても大事なことなのではないでしょうか。

 

このワークショップでは、参加者のみなさんと一緒に、

みなさんの「モヤモヤ」に寄り添いつつ、物語を読んだり、

フォーラム・シアターを体験したり、演劇の形にすることを試みます。

それらのことを通し、みなさんが、みなさん自身を含む

「ケア」について考えめぐらす時間をつくりたいと思っています。

 

演劇とは、人々が、新たな認識を獲得するための道具です。

楽しみながら、おもしろがりながら、からだを動かし、頭を働かせて、

現実や自分たち自身を見直すこと、そこで発見されたことを表現し、

他の人に伝えることで、新たに気づくことがあるかもしれません。

(参考:演劇デザインギルド ウェブサイトより http://www.edg.or.jp/aboutus.html)

 

ワークショップを通して、子どもにさまざまなかたちで関わる

私たちが出会い、ゆるやかにつながり、一緒にからだを動かしたり

対話したりするなかで、経験を分かち合い、考える場を持つこと。

それぞれが、日常生活や仕事のなかで感じている「モヤモヤ」について

これまでとは少し違う視点を得ることができたらいいなと考えています。

あなたも、集まった人たちと、いつもとは違う仕方で、

手やからだを動かしつつ、一緒に考えてみませんか。

◉概要

◼️参加費:無料

◼️事前お申し込み制

◼️対象:子どもとの関わりにおいて、自分が感じている「モヤモヤ」や「ケア」について、講師や他の参加者と一緒に考えてみたい人。

*過去の関わりのことでも構いません。演劇の経験は必要ありません。演劇に触れたことがない人、大歓迎です。

*できれば、受講コースのワークショップに全回参加できる人  (難しい場合はお申し込み時にご相談ください。)

開催日時、場所:令和5年9月から開催 全5回

※2コースあります。どちらか1つを選び、お申し込みください。

●金曜日コース18:30〜20:30

9/8 KFまちかどホール

10/20 武蔵野市民文化会館

11/17 武蔵野市民文化会館

12/8 KFまちかどホール

1/12 武蔵野市民文化会館

●土曜日コース9:30〜11:30

9/2 小金井市環境楽習館

10/28 武蔵野市民文化会館

11/4 武蔵野市民文化会館

12/2 小金井市環境楽習館

12/23 小金井市環境楽習館

※片方のコースにお申し込みいただければ、もう片方のコースにも、 いつでもご参加いただけます。

◉お申し込み方法

お申し込み受付は終了いたしました。

(お申し込み期限:8/14(月)中まで)

*お申し込み状況をふまえて、ご参加の可否につきましては、8/16(水)頃に改めてご連絡させていただきます。

◉内容

第1回 はじめまして、お互いを知る

第2回 モヤモヤをからだで表してみる

第3回 モヤモヤを言葉にしてみる

第4回 困りごとを形にしてみる

第5回 困りごとを検討してみる

※AとB、同テーマで実施いたします。

◉講師

●花崎攝 シアター・プラクティショナー、野口体操講師

ロンドン大学ゴールドスミス校芸術学修士。演劇を通していろいろな人が出会い、社会や自分のことについて、いつもとは違った仕方で、共に考えるようなプロジェクト

を多数行っている。主な仕事に、公募で集まった人の経験を聞き合って演劇の形で表現し共有する「地域の物語」シリーズ(世田谷パブリックシアター)など。

 

 

●松村拓海 フルート奏者、作曲家

ギターやピアノ、サックスやクラリネットなども演奏するマルチプレイヤー。

ソロ活動やリーダーユニット“81”の活動、テレビや映画音楽、CM音楽やラジオジングル制作、レッスンやワークショップなどの活動にも力を注いでいる。

 

「ケア」をめぐって 花崎 攝 Setsu Hanasaki

「ケア」は、だれかを気遣ったり、世話をしたり、援助したりすることだから、暮らしの中で日常的に行われている。生まれたての人間の赤ちゃんは、放っておかれたら死んでしまう。だれもが生まれた瞬間から、なんらかのケアを受けて生きているのだ。子育てから介護、看取りまでの一生にわたることだから、ケアに無縁な人はいない。これまでは主に女性の仕事とされてきたけれど、ほんとうは、女性も男性も、そのどちらにも当てはまらない人も、みんながかかわりのあることだ。

ケアの仕事、例えば子育てや介護は、家族が担うのが当たり前のことで、経済を豊かにするお金儲けには直接つながらないとされてきた。だから、その意味や価値が十分認められてこなかった。ケアの話をすることは、ほんとうはとても大切なことなのに、相手にされなかったり、話すべきでないとされることすらあった。そうするとケアする人のモヤモヤは膨らむ。その上、新型コロナウイルスの大流行で、そもそも対面の機会が減って、ケアする人同士のおしゃべりや、経験者の話を聞く機会もずいぶん少なくなってしまった。それはなかなか辛い。

子育てや介護はひとりやひとつの家族ではできない、しない方がいいと私は思う。人間相手のことだから、思うようにならないし、思うようにならないのが当たり前だ。相手は自分とはちがう人なのだから。いろいろ悩みも抱えるけれど、ひとりで抱えないのが肝心だと私は思う。

ともかく、もっとケアの話をしよう。ケアは、職業として行われることもあれば、家族や近しい人、縁ある人とのあいだで行われることも多い。いずれにしても、個人的なことが含まれるから話しにくいと思われがちだ。でも、だからこそ、安心できる場を作って、プライバシーに配慮する工夫をして、人間として生きることを支えるケアについて、経験を共有して気持ちを伝え合ったり、知恵を分かち合ったりしたいと思う。話すだけでなく、いろいろな形で表現することで、新たな視点を見つけたり、気づいていなかった意味や価値をいっしょに掘り起こしたい。

◉ご案内

・プログラムは変更になる場合がございます。あらかじめご了承ください。

・お申込み時にお預かりした個人情報は、厳重に管理し、本事業の運営及びご案内のみに使用いたします。

・ワークショップ中に取材が入る場合や、広報物・記録・展示等で使用する写真・動画の撮影をする場合があります。撮影について何か気になることがある場合は、お申し込み時にお伝えください。

・ワークショップ中の写真・動画の撮影および録音はご遠慮ください。

・ワークショップ中のけが等を考慮し、参加者のみなさまの保険加入手続きを主催者側でいたします。

・他の参加者への迷惑行為などがあった場合はご退出いただく場合があります。

◉お問い合わせ

特定非営利活動法人アートフル・アクション

小金井市本町6-5-3シャトー小金井2F

mail@artfullaction.net FAX:042-316-7236

NPO法人アートフル・アクションについて:

企画展、イベント、講演、ライブなど、様々な アート活動を行っている団体です。市⺠、自治体、 学校、他のNPO、企業などと連携しながら、 「地域におけるアート」の可能性を追求しています。

本プログラムは、多摩地域を舞台に、地域の文化的、歴史的特性をふまえつつ今日的な社会課題等に向き合うため多様な人々が協働、連携するネットワークの基盤づくりを進める『多摩の未来の地勢図Cleaving Art Meeting 』の一環で実施しています。

https://cleavingartmeeting.com/

*本事業は「東京アートポイント計画」として実施しています。

東京アートポイント計画は、社会に対して新たな価値観や創造的な活動を生み出すためのさまざまな「アートポイント」をつくるために、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京が、地域社会を担うNPOとともに展開している事業です。実験的なアートプロジェクトをとおして、個人が豊かに生きていくための関係づくりや創造的な活動が生まれる仕組みづくりに取り組んでいます。

主催:東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、特定非営利活動法人アートフル・アクション

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