2019-12-18

2019年度環境教育セミナー 伝統工法で土壁の小屋を作ろう ~第2弾~参加者募集

3年前、東京学芸大学の農場に、在来工法、土壁、藁屋根の小屋を作りました。
3年経って、土壁が縮み、藁の屋根が陥没し始めました。
そこで、2019年度環境教育セミナー 伝統工法で土壁の小屋を作ろう ~第2弾~として、東京学芸大学と共催で、ワークショップを行い、壁の補修を行います。

補修のための土は、春先に田んぼの土に稲藁を漉き込みました。その土に3種類の割合で砂を混ぜ、粘度を比べる実験をし、土と砂の配合割合を決めました。それらを使って、壁の補修を行います。一般の皆さんのご参加も、歓迎とのこと。よろしければ覗いてみてください。少し寒いかな。

以下、チラシから

自然素材を用い伝統的な工法で作られた建物は、私たちに心地よい時間を与えてくれます。しかし、このような土壁、茅葺屋根、土間などから構成される伝統的建築物は、都市だけでなく農村からも姿を消しつつあり、知識や技術の継承が課題となっています。
今回の環境教育セミナーでは、2017年環境教育セミナーで制作した小屋の土壁塗りを行います。2年以上が経過し、茅葺屋根や土壁にも痛みが生じつつあります。専門家による指導のもとで、伝統的な工法を学びながら、持続的な資源利用のあり方について考えたいと思います。皆さまの参加をお待ちしています。

日時:2020年1月20日(月)14時30分~16時30分
※雨天時は、内容を変更する場合があります.当日は、汚れても良い服装で参加してください.
場所:東京学芸大学環境教育研究センター農園(多目的教室集合)
対象:学生・学校教育に関わっている方など
参加費:無料(事前申し込み不要.問い合わせ先:kannkyou@u-gakugei.ac.jp)
主催:東京学芸大学環境教育研究センター
共催:特定非営利活動法人アートフル・アクション

2019年度環境教育セミナーチラシ