学校連携 2017


スタッフ

  • MiyashitaMiho

主催:東京都/小金井市/アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)/NPO法人アートフル・アクション 助成:一般財団法人地域創造/平成29年度 文化庁文化芸術創造活用プラットフォーム形成事業 


2017-08-12

08:25

森美術館×国立新美術館 sunshower展。

先日の森美術館に続き、国立新美術館に。

政治のこと、歴史のこと、知らないことはたくさんなのだけれど、土や植物、水、生き物の気配、血の気配、悲しさや困惑も、否応無しに体にある、あるいは体に染みついているものが発現するんだろうな、説得力がすごいなあ、とシンプルに思う。

翻って、今、この街に暮らしている私たちにとって、彼らの土や植物、生き物の気配、に相当するものってなんだろう?別に、取り立ててアンガージュマンでなくていい。否応無しに発現する何かって何なんだろう?

いやいや、もしかしたら、その前に、私たちは身近にクレヨンや絵の具や、いやいや、土に何かを描く棒切れ、話すための言葉、音も、描けるかもしれない体も、もしかしたらどこかに置いてきてしまったのかもしれないな、とも。今回の展示にあるアジアの作家たちは、決して単純な「素朴」ではない。理にかなった知性と本当の意味の生を問う合理で世界を描いているなんて思った。

これは、私たちが学校と関わるときにも、本当に、丁寧にきちんと考えなければいけないこと。

だから、学校のところに書いておこう。そして、やっと、図録、ゲット。展覧会自体が労作。図録も労作、でも、「覚書」ではなくもう少しガチに論考があるといいな。

(最近、国立新美術館の図録は、写真と紙の関係がとてもいいな。印刷、製本技術も向上したんだろうね。)

あんまり意味ないけど、この写真。

 

 

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2017-08-10

21:07

学校は夏休み。

2学期から今年度も何校かの学校で、連携授業を実施します。

まだ、具体的な学校や内容は確定していませんが、何年か活動してきた感じやそれぞれの学校のスケジュールなどを伺いながら、少しずつリサーチを始めています。

学校と街の境界を低くして街に出て行くことや、思春期入り口の子供達が自分自身を見つめることなどを造形活動や表現するということを通して考えてきました。

昨日は来日8年目のアメリカ人のアーティストと彼のポートフォリオを挟んで、まずはどんなことに関心を持っているのか、小金井では事業としてどんな考え方で連携授業を行っているかを話しました。

アウトプットとしての造形物だけでなく、なぜ人は作るのか?人にとって造形すること、表現すること、あるいは歌うこととはどんな意味を持ったことなのか?   知ること、何かを認知するとは?あるいは記憶とは?想起とは?などなど、脳科学者でもあるアーティストと3時間近くお話しさせていただきました。

まだプロジェクトにはならないけれど、単純な、アーティストからの「刺激」に対する「反応」としての表現、ではなく、アーティストとの出会いから子供達にどれだけ内省の機会が生まれるか?「反応」を超えて、子供達の心と体を通過し、その子自身の表現として外に出てくるためには、どのような働きかけが可能なのか?と。

 

私たちは作家の持つプログラムを並行移動させて学校に持ち込むのではなく、作家の持つ「何か」をどのようなものとして子供達に経験してもらうのか、考えます。さらに、このことがアーティストにとっても新しい経験になって欲しいと思っています。長い対話が続きます、多分。

宿題。

イーフー・トゥアンの『空間の経験』を読んでみようということになりました。奇しくも?原著もあった。少しずつ話しながら、単なる委託ではない協働が、まずは生まれる基盤つくり。

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