7月27日、都内でアーカイブのミーティングをしました。
これは、アートフルアクションが、市の計画の実施を受託し、事業実施する中で何ができて何ができなかったのかを、きちんと整理して、これからの活動にも使えるノウハウ集、記録集、課題集のようなものかと思っています。
ベーシックな時系列による情報の整理を下敷きにしながら、何が起こったのかを、もっとも実態に即して伝えることができるか、内容ももちろんですが、伝え方、書籍だったら書籍の形態も大切だと思っています。既成概念にとらわれず。
目次となる出来事を抽出するために、出来事を振り返る、
出来事を分析的に見ること=様々な立場、価値観、から立体的に見て論を深めること、
そして、この過程自体を記述すること、
さらに、誰が見てもわかること=たくさんの記録集が編まれていますが、当事者でないとわからない、感情移入ができにくい、と思うことが多いです。そうであれば、ファクト集の方がいいかもしれない。
mtg前のmessengerでのやり取りから。備忘録。
備忘録。記録作成について、ぎゅうぎゅう詰めにしない 受け取る側の人が入り込める余白について、 も、考えたらどうかと思います。
やはりそれは、受け取る側のフィールドで活かしてもらえるような複眼的な視点を盛り込むということだと思います。
【講義録】“アーキビストなしのアーカイブ”の作り方:松本篤 | ドキュメンテーション アーカイブのみち
※以下の文章は、2015年7月19日に大阪大学文学研究科で行われた、《声フェス》事業⑧「ドキュメンテーション/アーカイヴ」vol.2の導入レクチャーの文字おこしをもとに、講師によって加筆修正されたものです。
koefes-arch.com
松本篤さんから
備忘録 次期計画策定を、比類なく、ラフにやりたい。自己評価のための報告書としても使えるものになればいいかもしれません。今期10年、計画の柱に対して何ができて何ができないのか、社会的な課題は何かを、反映させたい。この間お話しした考え方で、かつ、上記の条件を満たしていきたいと思います。
社会的課題をあげていくことと、その課題に対する向き合い方、アプローチをラフにあげていくことが、結果的に計画と自己評価基準になるということですね。