ワークショプ、終了しました!
今回は、大慌ての仕込みの割には、ECフィルムの活用から、子供達のフィールドワークではなく、子供達の世界のフィールドワーク、子供達が暮らす地域のフィールドワークだったのかな。
伊藤さん、現場の感じ、いかがでしたか?
【主催】
東京都/小金井市/アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)/NPO法人アートフル・アクション
【助成】
一般財団法人地域創造/文化庁
11:37
ワークショプ、終了しました!
今回は、大慌ての仕込みの割には、ECフィルムの活用から、子供達のフィールドワークではなく、子供達の世界のフィールドワーク、子供達が暮らす地域のフィールドワークだったのかな。
伊藤さん、現場の感じ、いかがでしたか?
10:31
すっかり記入が滞り…(^_^;)
四小の最終日、強風吹きすさぶものの日差しはそこそこ暖かく、三楽公園で実施できることとなりました。公園に移動したら連絡済みのはずのゲートボールしてて焦りましたが、事情を説明したらさらりと譲ってくださって、ホッ。紆余曲折を乗り越えてこぎつけた公園での実施。このプロジェクトを外でやることの意味・意義を一生懸命考えて、腑に落ちた上での実施であることに大きな意味があると思います。プロセス一つ一つを大切にしていることは子供達にも伝わるし、そのことは子供達の根っこに何かを滲みさせるのではないかと思います。結局校長には伝わらなかったけど(^_^;)
子供たちは、集合場所で、当たり前みたいに布や紐を巻いて待っている大人を見て、どう思ったんだろう。もっと恥ずかしがったり嫌がる子もいるかと思いきや、あまりに普通に自分の作った紐を身につける様子が、内心面白くて仕方なかったです。
なぼさんの説明一つ一つに素直なリアクションの子供達。のはら1号の説明は、何に対してのリアクションだったか忘れてしまいましたが、「ああ、そうだったんだ」という反応。子供達の日常の中に突如現れたのはら1号は、不思議な存在ながらもじわじわ日常に溶け込んでいってたのかな、という印象でした。
クラス別の紐作りは、クラスと、ついた大人たちの個性が滲んだものでした。1組は、先ず「紐で縄跳びしたい!」という目的が決まってからのヒモ作り。試行錯誤しながら協力するんだけど裏目に出てほどけていくという状況を乗り越え、素敵な紐ができました。「男女で綱引きしたい!」という願いを叶える時間がなかったのが心残りです。
班ごとのインスタレーションも、話し合い、アイデアを出し合って制作が進んでいました。声を掛け合いながら、でも萎縮せずに思いついたことを表現しているように見えました。竜舌蘭チームも、みんな夢中で楽しそう。
完成後の鑑賞の時間は、先生が「ちゃんと座れ!」と、何度も言っているのが気になりました。座ったら見えないのにね。「〇〇先生うるさい」とつぶやく子がちらほら。もっと身を乗り出したり、触発されてそわそわした子もいただろうに。
そしてあっという間に終了の時間。「作品はどうするの?」という、子供達の質問には、心が痛かったとともに、楽しくて、満足している様子が伺えました。できれば取っておきたい、せめて自分たちで外したい、という気持ち、当然だよね。
みんなであの空間を遊んで、味わえればよかったという余韻を残しつつ、WSは終了となりました。
(例年同様、こんな感情論みたいなのではなくて、根拠を理論的に伝えられたらなぁ、と思います。)
21:33
ワークショップ最終日を前に、近隣挨拶や資材の確認が進んでいます。ご近所の人に、何をするのですか?と聞かれました。一通りの説明をするのですが、相変わらず、現場に出て子供達との呼吸で、とはまだ言えません。聞いた人が驚いちゃうから。一緒に楽しんでくれるような文化が(何もかも、許可や承認ではなくね)育っていくといいなあ、地域社会。
10:21
四小の初日は、屋台も少し寂しそうでしたが、一クラス終わって作られたものが飾られていくと、少したのしそになってきました。子供達が手洗いの時、登校の時、休み時間に、どんな風に思うのかな。愛着の醸成って、どんなメカニズムなんだろう。関わる大人も。
アーティストの下中さんとは、能動的に観ることをめぐって、見ることと体を使ってやってみること、どこかで腑に落ちると、物の見え方が変わってくることなどを話しています。本当は、毎回、子供達とそこまで行けるといいのだけれど。
13:05
平井さん、連日屋台作成中。扉に苦戦されており、「大工さんってすごいね」と立ち話。
どうかどうか、たくさんの人たちが「開かれる」扉の一つになりますように(^-^)
13:53
本日15:40〜4小伊東先生との打ち合わせ用レジュメを作成。
まとめていると、20日の枠組みは固まってきたものの、2回目以降の曖昧なところが見えてくる。やってみなくちゃわからない部分もたくさんあるけれど、いちばん困るのが材料不足。。。
もう目の前です(^_^;)
22:56
今日は紐大実験デイでした。
なぼさん、澤さん、清水さんを軸に、マスターさん、造形大3年生の学生さん(桑原さん)、順子さん、井上さん、佳子さん、植木さんが来てくれました。
午前中はECと中国の動画を見てから、実際に紐を作って見ました。やってみるとわからないことが出て来たり、動画の中でわからなかったことがわかったり、やっぱり手を動かって大事。
午前中はどうやったら紐になるか、悪戦苦闘しましたが、午後瀧本さんにも来てもらい、みんなで知恵も出し合って、やっと、なぼさんが作って来てくれた中国式の縄ない機を、澤さんと、宮大工・清水さんが作ってくれて台に乗せ、やっと素晴らしい縄に到達しました。
本番に向けて、子供たちが飽きない工夫が必要という話もしました。大人と子供は視点、というか、世界の見え方が違うところがあるので、より彼らの世界に親しめるアプローチを工夫する必要がありますね。子供たちがびっくりするぐらい大きなひもだまわを作ろうという話になりました。
15:44
今年は小学校3校で活動します。そして、それを、街に開いていくことを大きな目標にしています。
そのためには、活動内容もさることながら、学校の授業を、学校の予定ではない予定で公開するという手続きが必要です。安全性や妥当性、手続き的な課題などいろいろなことがあると思います。
今、3校の図工の先生方が、学級担任と調整し、管理職と調整し、その結果、授業の内容の見直しなどをしてくださっています。とても忙しい小学校の先生方が、これらの手続きを行ってくださっていることに感謝して、いろいろなことを丁寧に進めなければ、ということと、あくまでも、子供にとって、このことがどんな可能性があることなのか、ということを主眼に、と、思っています。皆さんに感謝!
12:58
追伸ですが、林道郎の「絵画は2度死ぬ、あるいは死なない」のsigmar polkeの回。ボルケの言葉をひいいて「描くという行為には何かあるに違いないぞ、だって、たいていの狂人は何も言われなくても描き始めるんだから」と。その底にある人間としてあることの衝動って?
『絵画は2度死ぬ、あるいは死なない』(art trace Sigmar Polke)
12:26
「知る」って何?「見る」って?リオタールは、見ることを可能にするためには、