2020-03-14

ONLINEえいちゃんふぇす、始まりました!

これまで映像を撮る経験がなかった、概ね 70 歳以上のメンバーが、映像制作をはじめの一歩から学び、映像に触れ、作り、遊ぶワークショップ「えいちゃんくらぶ(映像メモリーちゃんぽんくらぶ)」。2年間の活動で制作した映像作品を、期間限定でオンライン公開します!
また、桑山篤さん、松本篤さんをゲストに迎え、「えいちゃんくらぶ」講師の角尾宣信さんとともに、メンバーの皆さんと作品や制作秘話などについておしゃべりしたトーク『えいちゃんラヂオ』も配信いたします。
下記URLにてご覧いただけます。ぜひお楽しみください!

■配信期間■
≪メンバーの作品≫
2020(令和2)年3月14日(土)10時~31日(火)24時
≪トーク『えいちゃんラヂオ』≫
【PART1】桑山篤×角尾宣信 3月19日(木)~配信予定
【PART2】松本篤×角尾宣信 3月22日(日)~配信予定

■メンバー作品■
いずれの映像も、パスワードは「ei2019」です。
①柿内照喜「野川と浅草の風景」6分29秒

②柿内照喜「柿内家始孫」2分48秒

③外山春子「Let‘s Dance」7分5秒

④外山春子「Rendez-vous」23分37秒

⑤山本俊子「旅するひつじ」21分28秒

⑥山本俊子「夕焼け」3分6秒

⑦KAYA「玉川上水の桜並木」27分26秒

⑧シュウコ「僕が初めて法被を着た時皆は太鼓を叩いてた」2分11秒

⑨シュウコ「ショート ショット。」5分56秒

⑩シュウコ「花火と私と、電車と」4分43秒

■えいちゃんラヂオ■
いずれの映像も、パスワードは「ei2019」です。
【PART1】桑山篤×角尾宣信 3月19日(木)~配信予定
8ミリフィルムの時代から、現在はより身近に映像を撮り、編集することができる時代となりました。メンバーの皆さんの作品を観ながら、ヨーロッパのまちの人たちとのドキュメンタリー映像を制作されているゲストとともに、まちで普通に暮らしている人たちが映像をつくるということ、また映像というツールを使って自己表現することなどについて思いを巡らせ、おしゃべりします。

【PART2】松本篤×角尾宣信 3月22日(日)~配信予定
映像の楽しみ方も、今や気軽にネットでいろいろな映像を観たり、個人的な映像を公開することが当たり前の時代になりました。今回ONLINEえいちゃんふぇすを開催するにあたり、ネット公開の意義や可能性や限界に関して、改めて向き合う機会を得たように感じています。同時期に開催されている、昭和の世田谷を映した8ミリフィルム(記録)とフィルム提供者の語り(記憶)を手がかりに、私たちの“現在地”を照らし出す展覧会「世田谷クロニクル」を企画されたゲストとともに考えます。

■ゲスト■
桑山篤(くわやま・あつし)
1986 年福岡県生まれ。大学卒業後、青年海外協力隊員とし てキルギス共和国で活動した後、番組制作会社勤務や映画宣伝業務を経て、キルギス共和国にて長編ドキ ュメンタリーを制作。その後、ポルトガル、ハンガリー、ベルギーを移動しながらドキュメンタリーを学ぶ修士プログラム“ドクノマズ”に参加し、各国で短編作品を制作する。
松本篤(まつもと・あつし) 
1981年兵庫県生まれ。NPO法人記録と表現とメディアのための組織(remo)メンバー。AHA![Archive for Human Activities/人類の営みのためのアーカイブ]世話人。主な編著に記録集『はな子のいる風景 イメージを(ひっ)くりかえす』(武蔵野市立吉祥寺美術館 2017)、共著に『フィールド映像術』(古今書院 2015)などがある。

■トーク進行■
角尾宣信(つのお・よしのぶ)
えいちゃんくらぶ講師。東京大学大学院総合文化研究科、博士課程在籍。敗戦後日本の喜劇映画や風刺映画を究。また、都内や近郊にある複数の介護施設にて、高 齢者の方とお話しながら、楽しく昔の映画や歌謡曲を鑑賞するプロジェクト「シルバーシネマパラダイス!」を主催。

主催:東京都/小金井市/公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京/NPO法人アートフル・アクション
助成:一般財団法人 地域創造
※「小金井アートフル・アクション!」は2011年度より「東京アートポイント計画」の一環として実施しています。