今回の展示では「繰り返される風景」をモチーフとして扱っています。
展示名である「金平糖」の起源は、フェンネルの種を砂糖で覆ったポルトガルのお菓子“Confeito＂です。
その棘のある球体は一粒として同じ形のものがありません。それは「繰り返される風景」に定まった輪郭がないことと似ています。
私が繰り返す、親密なリズムとあの雨粒や星屑のような球体が転がる音がどこかでつながっているように思います。